私が教育に興味を持ったのは、高校生の時。
中学生・高校生の時、机上の勉強ばかりで、「考える」ことを待ってくれない入試やテストに、どうしても疑問を感じてしまったのがきっかけで、「もっとこうしたら学校楽しいのにな~」と思い、図書館をふらふらして、手に取ったのが「シュタイナー教育」というドイツの教育制度に関する本やエピソードの本。
私に、シュタイナー教育の面白さを教えてくれたきっかけは、実際にドイツでシュタイナー教育を受けた、男の子の書いた
『思いっきりシュタイナー教育~周一君のドイツ日記』(五月書房)という本でした。
読めば読むほど、びっくりすることがたくさん。
そして、「私もこういう学校に行ってみたかったな」と思うこともたくさん。
その本をきっかけに当時手に入る本を読みました。
・ 子安美知子『ミュンヘンの中学生』朝日新聞社
・ 子安美知子『ミュンヘンの小学生』中央公論社
・ 子安美知子『シュタイナー教育を考える』学陽書房 など
シュタイナー教育、なんと、学校に、テストも教科書もないんです。そして、いわゆる数字の羅列の「通知表」と呼ばれるものはなし。
目から鱗でした。数学の時間に絵を描きだしたり、笛を吹いたり。教科書は、先生の言ったことをありのままに自分で記述する中でつくっていくもの。
手作業や一つひとつのプロセス、人が成長していく過程をとても大切にする教育に、「これだ!!」と思い、ある限りの本を読みふけりました。
大学を早稲田に決めたのも、実は、子安美知子さんという、シュタイナー教育を日本に紹介するさきがけとなった方が早稲田の教授をされていたので、そういう勉強ができるかも…と思ったことがありました。
とにもかくにも、暗記中心で、「どうしてこうなるんだろう?」という疑問を解消できず、日々疑問ばかりが募る勉強が苦しくて、同じように、暗記や入試準備をするにも、楽しい方が絶対いい!ということで、教育学を勉強することにしました。
シュタイナー教育との出会いが、私の教育学との出会いであり、今も、「こういう教育がしたい」という理想の教育像の中にシュタイナー学校は入っています。

